『クラウドアトラス』エンタテインメントで哲学を [芸術鑑賞]
『クラウドアトラス』
2012年の映画DVDをようやく見ました。
テーマはいくつもありそうですが、ラストシーン手前のセリフがヒントかな。
1.奴隷解放運動に身をささげようとしている貴族の娘婿に
「人には生来序列がある。それに逆らう者は幸せにはなれん」
「(奴隷解放運動などに)あがいても大海にしずく1滴を落とすだけだ」
アフリカからの航海で、奴隷の一人と友情を交わして眼が開いた娘婿が
「しずくはやがて大海になります」
搾取する権力にあらがうことは、小さな力でも、それがみんなの心なら、
権力をしのぐ、といったところでしょうか。
2.クローンだった自分を救世主とするために解放しようとして、恋仲にもなり命をかけた科学武官(彼)のことを、政府の尋問者に話して
「私の考えでは、死は扉にすぎません。閉じた時、次の扉が開く。私にとって天国とは新たな扉が開くこと。その向こうには、きっと彼がいます。」
「誰かはもう信じている」
誰か、とは、その尋問官です。
尋問官の目がそう語っていました。
そのほか、リインカーネーション的な、
「人は何世代にもわたって過ちを繰り返す」
というのが、哲学的なテーマです。
主役の一人、トム・ハンクスが、悪党からちょっとずついい人になって、でも未来でもまだ悪魔の囁きにふらつくところが、その表れだそうです。
映画を一度見終わった後、メイキングとスタッフの解説を見て、もう一度早送りで見直して、ようやく少しポイントがつかめました。
で、私が一番気に入った俳優さんは、
です。
特に、ヒューゴは、マトリックスのスミス、悪役があんなにどんな役をやってもかっこいいとは・・・
この二人のファンになりました
https://www.youtube.com/watch?v=OSStZzDWIo4
2012年の映画DVDをようやく見ました。
テーマはいくつもありそうですが、ラストシーン手前のセリフがヒントかな。
1.奴隷解放運動に身をささげようとしている貴族の娘婿に
「人には生来序列がある。それに逆らう者は幸せにはなれん」
「(奴隷解放運動などに)あがいても大海にしずく1滴を落とすだけだ」
アフリカからの航海で、奴隷の一人と友情を交わして眼が開いた娘婿が
「しずくはやがて大海になります」
搾取する権力にあらがうことは、小さな力でも、それがみんなの心なら、
権力をしのぐ、といったところでしょうか。
2.クローンだった自分を救世主とするために解放しようとして、恋仲にもなり命をかけた科学武官(彼)のことを、政府の尋問者に話して
「私の考えでは、死は扉にすぎません。閉じた時、次の扉が開く。私にとって天国とは新たな扉が開くこと。その向こうには、きっと彼がいます。」
「誰かはもう信じている」
誰か、とは、その尋問官です。
尋問官の目がそう語っていました。
そのほか、リインカーネーション的な、
「人は何世代にもわたって過ちを繰り返す」
というのが、哲学的なテーマです。
主役の一人、トム・ハンクスが、悪党からちょっとずついい人になって、でも未来でもまだ悪魔の囁きにふらつくところが、その表れだそうです。
映画を一度見終わった後、メイキングとスタッフの解説を見て、もう一度早送りで見直して、ようやく少しポイントがつかめました。
で、私が一番気に入った俳優さんは、
- 男優:ヒューゴ・ウィーヴィング
- 女優:ペ・ドゥナ
です。
特に、ヒューゴは、マトリックスのスミス、悪役があんなにどんな役をやってもかっこいいとは・・・
この二人のファンになりました
https://www.youtube.com/watch?v=OSStZzDWIo4
クラウド アトラス [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- メディア: Blu-ray
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