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『わたしに会うまでの1600キロ』なんか違う…本当の自分探しのトレッキング [映画・ドラマ]

わたしに会うまでの1600キロ
何度もやめようと思った
でも、歩き続けた
人生とおんなじだ


ぼろぼろに崩れてしまった人生を、何とかしようと思った時

思うだけではない
行動した女性がいました

1600キロのトレッキングに挑んだのは、
見かけたトレッキング本のため

書かれたとおりにトレッキングの装備をそろえて
まとめてみれば、重すぎて歩けない…

山小屋で本当に必要な装備だけを残して
あとは捨てる…

そこからが始まりな気がしました。

歩くことは…「いつでもやめられる」
そう思っていたのに、

歩き続けることが
手段ではなく
目的、いや、それ以上の
生きることそのものと感じるように
変わったのでした。

ある意味他人にはどうでもいいようにも取れる
ひとりの心の中の変化を


行動すること
それはどんな一歩でもいい
一歩出れば景色が変わる…

頭だけで考えがちな私が
いつも気を付けているTAOの実践哲学を
見事に映像化してくれた

見事な演技と演出で
さわやかな味を残してくれる
映画です

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「Fukushima 50」事実と現場の魂を描く [映画・ドラマ]

「Fukushima 50」映画館がコロナウィルス対策で一つおきにしか座れない中、観てきました。

タイトルは、最後に残った現場の方のことで、その活躍を主に描いています。

全員が途中で現場を放棄したら、また、残った2号機が奇跡的に爆発を免れなければ、福島にある原発10基が起因となる放射性物質は東京を含む東日本に影響し、首都機能は麻痺、日本は壊滅的な状況になる、という危険からの回避のドラマでもあります。

(いまだに2号機が爆発しなかった理由はわかっていないそうです。)

純粋にそこで何があったかを、現場の心境で観てほしい、というのが、本音と建前の入り混じった製作者からのメッセージで、パンフレットをよくよく読むと、この映画完成を実現するために、さまざまな配慮も重ねたようです。

『●事故はなぜ起こったのか?〜何重ものフェイルセイフを施した●で発生した未曾有の事故』というページはこう締められています。

『劇中でも語られているように「自然の力をなめていた。自然を支配したつもりになっていた」ことが慢心を招き、それが悲惨な事故の原因となったのならば、将来的に避けられない事態ではないだろう。」

ご参考です。昨日、避難訴訟高裁判決があって、

「遅くとも2008年4月には、大地震による津波で原発内の電源設備が機能を失う可能性を認識しながらも、具体的な津波対策を先送りしたと指摘」されました。

ところが経営層への判決は以前に「絶対起こるとは想定し得ず」と無罪になっているので、結局人のやることは慢心というか誤算が伴うと裁判が認めていますから、あの締めくくりは、どうなんでしょう…

当時の首相(+官邸)、東電本社のリアリティのなさの描き方は、現政権に配慮した可能性もあります。私の記憶では、再現した演技より当時の枝野さんの方が迫力ありました。

そんなこんなで、行間を読みながら、自分なりの意見をもつ、とても良いきっかけになる映画、それがこの「Fukushima 50」でした。

●ちなみにこういった投稿は、あまり目立たないように上がってこないので、伏●字にしてあります。何人の目に触れるかわかりませんが、おすすめです。

このような記事を管理するAIはすごいなぁ。
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「外交官 黒田康作」かっこいい~ [映画・ドラマ]

  • kenkoh3kenkoh3「外交官 黒田康作」を録画で遅れて見てます。ようやく第9話。まったく結末読めてませんでした。でも第10話、まだ隠されていることがあるんだね。イギリスでデビューした国際カルテットのテーマソングも歌うたいにはごきげん。真保裕一さんものが好きなので、見るとストレス飛びます。04/25 22:53


とつぶやいてしまいました。

この「外交官 黒田康作」、

「日本人を守る」という使命にのみ生きる、一介の外交官 黒田康作が、かつての同僚が事件に関与していることを悟り、その人を含む一人でも多くの命を守ろうという気持が、原作者の真保裕一が描く「小役人」シリーズでよく描かれる通り、大きな力となって、今度は外務大臣も説得してしまいます。

そして、作りも立派。

ふつうのドラマよりタイトルロールが遅れて、ある程度導入してから始まる、

次回予告が最後のエンディングの背景になっている



という工夫のほか、

曲がかっこいい、4人組「Il DIVO(イル・ディーヴォ)」が重厚に悲しげに歌いあげています。

http://www.youtube.com/watch?v=mkWGKuffRCw


それから出演陣がすごい!

詳細は、下記URLのその人をクリックしてくださいませ。

http://www.fujitv.co.jp/KOSAKUKURODA/chart/index.html

・黒田康作役の織田裕二さん:全10回で笑ったのがたぶん10回以下という演技。
・大垣利香子役の柴咲コウさん:最初は歩き方もだめだめで捜査用の地図書くしか能がないなんだけど、刑事としてまっすぐな気持ちで事件解決に突き進んで、最終回は特技の地理感覚を買われて警視庁に大抜擢。第7回くらいから、外務省の人に食事に誘われて、封印していた美しさを発揮しはじめます


ここから3人は、NHK大河ドラマ『龍馬伝』に出演の名優たち
・事件の主役になる霜村毅役の香川照之さん:
 一般人ぽさと、展開を読ませない演技が秀逸でした。
・観上(みかみ)外務副大臣役の草刈民代さん:
 スーツ姿がいろっぽくてかっこい~。でも弱い面も見せて親近感。最後は外務大臣になって、アメリカとの間で相互の利益を話し合っていこうという、なんだか今回の「トモダチ作戦」につながるようなセリフでした。
・斉藤外務大臣役の近藤正臣さん:
本当に政府にいそうな威厳とあなどれなさと、最後は自分を振り返る謙虚さがいいっす。


さらに、韓流大スターと日本の大物
・CIAジョン役のイ・ビョンホンさん:
最終回でバーテンダー姿で米大使秘書をたぶらかすんだけど、めちゃかっこいいですよ。
 「リスクは恐れない。友情と仕事とロマンスのためには」 
おれには口が裂けても言えない…あたりまえか
 友情とは、黒田康作との、仕事とは、自分、ロマンスとは、その米大使秘書のこと言ってるのでしょう。
・安田 外務省テロ対策室長役の鹿賀丈史さん:
おちゃめなんだけど日蔭の仕事っぽさがばっちり。


私的に好感度大
・警視庁 新居田刑事役の田中哲司さん:
「おれは警視庁」的タカピーな感じから、公安に仕事をとられた後の実務抜群の感じへの転換がよかった。たぶん私的に一番かっこよかった。
・犯人娘役 霜村瑠衣役の夏帆ちゃん:
なんで「ちゃん」かというと、映画『歌たま』で合唱団の女子高生役をやっていたのが印象的で、また今回も女子高校生の役。女子高生反応満載(うまく説明できないが、失礼だけど裏がない感じ)。気が強いんだか弱いんだか、だけどたくましい。大垣利香子の実家の銭湯「大垣湯」のお父さん(六平直政さん)とお母さん(美保純さん)の温かさに家族を感じて、自分と両親の不幸が救われている様子を上手に演じていました。


6月公開の続編映画「アンダルシア」が楽しみです~

最後に、第10話を見て

  • kenkoh3kenkoh3「こんな国を作るために、官僚になったんじゃない」by外交官 黒田康作(第10話)ぜひそう叫んで、復興にとどまらず繁栄させましょう。国のスタッフのみなさま。04/29 14:40

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