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新聞記事に「団体交渉権」「スト権」はエッセンシャルワーカーのためのものだったのに [新聞記事に]

「今は俺が職を選ぶ側」働き手優位の陰、暮らし支える人がいなくなる

記事の結論はコメントプラスによくまとまっていて、少し言い換えると

団他の建て替えという「エッセンシャルな仕事」への対価に含まれる労働者賃金には市場原理「だけ」が働き、富裕層相手(記事ではそうしている)への労働者賃金には当然市場原理「だけ」が働く。

この社会にとって結果的に不都合な流れを止めるのは、「一人一人が完全に仕事をやめる」行動ではなく、「団体で仕事を一時的にやめる」団体交渉権、スト権ではないですか。

私は行きすぎた団体交渉権の濫用による事業の弱体化にはまったく賛成しないし、ましてや一方向の政治利用には大いに反対です。

ですが、経済団体という支配階級的な、ロビイスト活動が上手な側からの要望だけを政治が受けて、元々の理念にある団体交渉権やスト権の意味を見失ってしまったら、ぐるりと回って最後は働く人がいなくなり、仕事をロボットや、人格を斜めに見た外国人労働力に振る、という発想だけが残ります。

石破茂氏が言うように、「パーティー権を買えない人の意見を反映する」、つまりロビイスト活動だけを反映しない仕組みに戻さないと、強い国が崩れる典型的なパターン、足元から崩れ去ることになります。
多くの人に、だいたいそのような方向が見えてきている、それがこの記事だと思います。
私はBtoCの個人事業主ですが、エッセンシャルワーカーとも支配階級ともこの社会を生きている。社会のバランスを取らなければいけない時です。


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やっぱり政争か…復興時期に内閣不信任さわぎ [新聞記事に]

  • kenkoh3kenkoh3「内閣不信任案、一転して不発…自民は茫然自失」:イザ! http://t.co/5LkDY0F  より、-「まあ(民主党分裂の)弾は込めてやったんだから」。二階俊博元経済産業相-やっぱりこの震災復興の時期に、政治闘争したんですね。自民党。06/03 11:57


2011年11月20日


2011年7月~の新聞記事からです。

菅元総理

「昔から、いろいろ言われてきたが、原発の話を出してから、これまでにないほどひどかった。」

そして、東京電力の献金リスト、優先順位の話が、徐々に記事に載っていますね。


これって、いわゆる、国政担当者(国会議員)と企業の癒着ではありませんか?

「おぬしも悪よのぉ」     ~~     「そいういうお代官様こそ」


今日の朝日新聞「ザ・コラム 格付けから何が見えるか」に、2年前のヴィジオ社の日本評価がありました。

ユーロ圏で政策の決め方が公正で透明かどうか(企業で言えば企業統治)がギリシャに次いで低い、イタリアと、
日本はほぼ同格だそうです。

東電も企業統治評価が低く、


「社外取締役の数、独立性、役員報酬、監査などで問題」
「情報開示が苦手の部門」
「柏崎刈谷原発放射能漏れ事故で情報があまり公開されていない」
「自然エネルギーへの熱意のなさ」

企業でも、国でも、

「ダメなやつ」(これは、意見は異なるところから出発するのがあたりまえなので、言い方はともかくとして、必ず存在)

にたいして

・反対意見を吸収しつつ、議論に勝とうとする

のか

・やめさせる

のかで、企業統治のレベルが決まると思います。

最近ありました、社長と、監査役をやめさせた、不正経理の有名精密機器会社「オリンパス」が…

防災対策庁舎屋上で津波の下に3分いた宮城県南三陸町長佐藤仁さん [新聞記事に]

~防災庁舎屋上でも流された 町内に家建てるため融資を~(朝日21日朝刊)

宮城県南三陸町長 佐藤仁さん



まず、ご自身もほとんど流されそうになったという、地震と津波の体験です。
そして、これからのことが書かれています。

その時、議会で、数日前の地震対策を語っていたそうです。

 地震が起きたときは、議会中でした。閉会のあいさつで、数日前に起きた地震を挙げ「これまで以上に災害に強い町づくりをしましょう」と話していたときに。
 すぐに役場の隣にある3階建ての防災対策庁舎に移動しましだ。震度6弱と確認して間もなく、大津波警報が発令され、午後3時に6㍍の津波が来ると一報が入りました。津波の到達まで、残り10分ほど。高台に避難するよう、防災無線を通じて町民に知らせました。


そして、命からがらしのいだことが、これまで私が見たどの文よりはっきり書かれていました。

   屋上に上がり、海を見ました。まずは水ではなく、真っ黄色の土煙がパーツと舞い上がったんです。その後を追っかけて波が来る。局さ8㍍ぐらいある防潮水門よりはるかに高い波が、とんでもない速さで来た。
津波は家を次々になぎ倒し、すぐに役場も倒壊しました。
 屋上には30人前後がいましたが、津波で一気に飛ばされました。私は屋上の階段のところに飛ばされ、階段の手すりにしがみつきました。3分ぐらいは頭の上を波が超えていたと思います。2、3秒おきに頭が水の上に出る。その間に息をフツと吸う。紙一重ですよ。
 波が引いたときに残っていたのは、10人だけでした。第2波からは屋上にいてはダメだと、みんなで屋上に立っているアンテナに登りました。全身ずぶぬれで吹雪だったので、寒かった。
 波が収まってから、ライターでネクタイや流木を燃やし、一晩過ごしました。翌朝、壁がなくなりほぼ骨組みだけになった防災庁舎を、庁舎に絡まった漁網のロープで下まで降り、近くの小学校に向かいました。そこで、自分が安否不明者だったことがわかったんです。
 この服はあの日、津波をかぶったときに着ていた服なんです。着たきりすずめで、着替えがないんですよ。


町長は、避難所を支援してくださっている全国のみなさんに、本当に感謝したい、とおっしゃっています。
けれど、毛布以外、とくに食べ物はいくらあっても足りないくらいだと。

 今回の津波被害は、町の防災計画をはるかに上回る41人の死者を出した)1960年のチリ地震津波をペースにしています。
 宮城県沖地震が起きたときに、起きる津波の高さの想定は6・5㍍だったんですよ。申し訳ないけど、これはどの大災害が来るなんてことは、一人として思っていなかった。いま、町の人口の約半分の1万人弱が避難所生活を送っていて、毎日増えています。全国のみなさんの支援には本当に感謝したい。涙が出る。見ず知らずの町にたくさんの支援物資を送ってもらっている。こんなうれしいことはありません。
 ただ、毛布を除き、ほとんどの物資は足りていません。少なくとも3食は食べられる状況にありますが、食料は毎日必要なものなので、率直に言って、いくらあっても多いということはないですね。
津波の被害にあっていない家庭の方々も買い物に行くことができません。避難所に来れば食べ物があるので、避難して来る人もいます。避難所生活を送る人だけでなく、町民全員が避難民だと思っています。そういう捉え方をしないと、物資や配給の仕方が偏ってしまいます。


町の再興が避難所から始まっていること、それでも、山形から話の来ている疎開まで考えなければいけない状況だということをおっしゃっています。

 ありかたいのはヽ避難所ごとに自治組織が出来ていることです。それぞれにリーダーがいて、1日の行動を決めて活動している。自分かちで炊飯をするようなところもあります。これまで行政ではなく、住民主体で町づくりをしてきたので、そういう人たちがうまくやってくれています。我々はそのサポート役です。
 ただ、町の再生は大変厳しい。例えば、津波で倒壊した役場をどこに建てるのかという問題があります。山を削って高台に造れば安心だという町民もいますが、あの津波に流された更地をどうするのか。もう一度道路を造り、区画整理をして建物を造てたとしても、2、3人しか帰って来なければ、町としての機能は成り立ちません。
 そもそも町には高齢者が多く、お金をかけて新たに家を建てることができるのかということもあります。造路や造物、インフラなどハードの部分はお金をかければやれます。でも、こういう災害を受けて、なお、ここに住むかどう力という心の問題は、私たちではどうしようもないところがあります。
 町の地盤が沈下しているという話も聞きました。これからの町のグランドデザインに取り組んでいかないといけませんがまず現状を把握しないと描けません。
 町外、県外へ出ようという町民も出てくると思います。村井熹浩・宮城県知事が県民を他県に一時的に疎開させることを検討していると表明しましたが、実は町にも、友好町である山形県庄内町から、疎開を希望する人を受け入れるという話がきています。基本的に移住の選択肢も町民にありますが、我々としても疎開について前向きに取り組まざるを得ないというのが現状です。



いま思いつく国への支援依頼は、自宅再建の際の融資だそうです。
村井宮城県知事も「300万円では足りない」とおっしゃっていました。
そして、収入につながる、仕事の問題も、自分たちだけではできないだろうと。
継続して支援してほしいということでした。


 いま我々職員がやっていることは避難所対策で、それ以外のことはできていません。いつまでも避難所で生活している1万人弱の人たちを抱えていたのでは、先に向かって進むことはできません。職員が36人も行方不明という状況もあり前に向かって考えていく時間がないんです。
 今思いつくなかで国の支援をお願いしたいのは、被災した人が自宅を再建する際の融資です。仙台あたりでアパートに入って家賃を払ったほうが楽だということではなく、町内に家を建てた方が良いということを出さないと、町外に人が出て行ってしまう
 スムーズに融資を受けられる住組みをつくってもらえないだろうか。そうでなければ、町として本当に危機的な問題になります。 
 そして、現実問題としては収入がないことがあります。会社勤めの人は、仕事場が流れてしまっている。自営業、漁業、農業の方々も仕事の場所がなくなってしまった。貯金がある人は何とかなるかもしれないけど、この状況下でしのげる人は、そう多くはないと思います。
 我々は長丁場でやっていかないといけませんが、町だけではどうしようもない問題です。継続して支援していただけることが、我々にとって一番ありがたいです。


町長は、「前を見るしかないんです」としめくくっています。

 約50年前にチリ地震津波の被害を受けてから、町づくりを進めてきました。県の観光キャンペーンで一番、という評価を受けたこともある。それが一瞬にして倒壊してしまった。当面は復興第一、それしかありません。
 起きてしまったことはしょうがない。この現実からは逃れられません。でも、後ろは向きたくない。私が前を見なかったら、町のみなさんも前を見られない。前を見るしかないんです。
  (聞き手・篠健一郎)


宮城県知事に続いて、これまた、町長の経歴は頼もしい。

 51年生まれ。仙台商高卒。旧志津川町議、志津川町長をへて、05年から現職。現在2期目。 69年の全国高校野球選手権大会に出場し、ベスト8.


おお、あの暑い夏を何試合も経験しているのなら、きっと乗り越えられる、そして、私も、微力ながらそれを応援していきたいと思います。



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気仙沼に両親がいる元プロ野球阪神投手 金村暁(34) [新聞記事に]

一人じゃないよ   スポーツ界から3月21日朝日朝刊
希望持って励まし合って

 地震が起きた時、長野で練習をしていた。東北がすごいことになっていると聞き、すぐに出身地、気仙沼の両親に電話した。つながらなかった。16日になって仙台の姉のところに両親から連絡があった。衛星電話で1分間だけの会話。生きていたことがわかって、心からほっとした。
 両親は気仙沼港近くで24時間営業の健康施設を営業している。逃げて助かったが、店は骨組みしか残っていないらしい。幸いにも生活は山の上にある自宅でできている。僕が毎年、シーズン後に送っていた野球用ジャンパーなどを避難所で配っているそうだ。
 仙台育英高を経て1995年から日本ハム、阪神で計89勝したが、昨年、阪神から戦力外通告を受けた。(略)
今はBCリーグ信濃で練習させてもらい、どこかでプレーできる機会を待っている。
 両親は「大丈夫」と言ってくれた。復興に向けて落ち着いたら僕が活躍する姿を見せたいという気持ちはある。だけど、今はスポーツを通じて勇気を与えられる状況ではない。ろくに食事もとれず、家族や知人はまず生きることに必死なのだから。被災地のみなさん、希望を持って励まし合って生きてください。僕はできる限りのことをする。


*ほぼ全文掲載していますが、差し支えあればコメントでお申し付けください。

妻の実家は、金村選手の実家の近くだそうで、同じであれば、昨日から電気も来たようです。

最後の金村選手のコメント、
僕はできる限りのことをする。

まさに、離れて見守る私たちが心にとどめおかなければいけないことな気がしました。
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『計画停電』どのくらい電気使ってどのくらいギリセーフ?節電効果あった? [新聞記事に]

はたして、本当に電力ってギリギリでやっているの?

まああれだけ苦労しているんだから、がんばりの利き具合を知りたいのは、人情ってもんです。

で、いくつかの出典から調べてみました。

出典:
(A)東京電力、17日の計画停電の実施内容を発表-家電WATCH
(B)東電の電力需要実績資料3月18日12時現在 (C)運転休止中の火力発電所を次々稼働へ
日付3月平均需要3月16日3月16日3月17日3月18日供給能力
曜日水曜日水曜日木曜日金曜日
需要/実績/能力平均需要想定需要 (前日→当日)実績実績実績能力
10時時点4,4003,5002,9003,3003,1703,350
16時時点4,1003,5002,9002,8603,350
18時~19時4,7003,800→3,5003,2503,0203,350
出典(A)(A)(A)(B)(B)(C)


見るポイントは、(18時~19時で見ると)


(1)「平均需要」と「16日想定需要」の差
   「4,700」と「3,800→3,500(当日想定を変更)」   
   1,000万キロワット以上、2割、想定の時点で下がっている
   =計画停電で、2割、さらに当日「企業活動の電力減」まで織り込みずみと想定されます。

(2)「16日想定需要」と「供給能力」の差
   「3,500 」と「3,350」
   予想時点で、能力の3,350万キロワットを超えている!どういうこと?
   まずいじゃないですか…なんで、計画停電地域を増やすって、あらかじめ言わないの?
   私の推定は、下のほうの☆☆にあります。

(3)「16日想定需要」と「「16日実績」
   「3,500 」と「3,250」
   さらにがんばって、実績は、▲250万キロワット、3,250万キロワット。

ということで、見事…

(4)「16日実績」と「供給能力」の差
   「3,250」と「3,350」
   最終予想3,500万キロワットだと、能力の3,350万キロワットを超えていたのに、
   見事、最後のふんばりで、能力以内に収めたわけです。

さてここで、企業で使う電力と、家庭で使う電力は、どちらが大きいでしょう?


答え:家庭!

73年度の国内の電力販売量に占める(企業との)大口契約は51%で家庭向けなどの電灯契約は21%。それが09年度は電灯が33%で、大口契約30%を上回った。

出典:朝日新聞(3月19日朝刊)


あくまで、私の推測ですが、帰宅難民化を配慮して、早めに企業が終業させたことと、自宅で電力をセーブしたことが両方寄与していると思われます。

家庭でのヤシマ作戦、効果あるんですよ

~おそらく~

最後に読めなかったところ、私なら、「企業は鉄道をコントロールして人を帰宅させてしまえば、需要がどのくらい減るかを読めるけど、家庭で個人がやる『節電』努力なんて気まぐれで、読み切れないから数字にできない!」と言いそうです。

実際、インプレスでの記事

東京電力、16日の計画停電を開始-Impress Watch

でも、14日の需要実績に対するコメントで、

14日の需要実績も公開された。10時、16時、18~19時のそれぞれの数値が公開されている。震災がなかった場合の平均的需要は4,400/4,100/4,700万kWhだが、14日の想定需要は3,600/3,400/3,700万kWhと予想されていた。
 しかし、需要実績は3,000/3.000/3,100万kWhであり、停電が実施される前の時点でも、予測を下回っていた。これを受けて東京電力では16時の時点で18~19時の想定需要を3,700万kWhから3,500万kWhに引き下げている。さまざまな要因はあるものの、一般家庭での節電行動も寄与した可能性はある。


と言ってます。

☆☆超えちゃったからといって、いきなり全部「バーン」ってわけじゃなく、計画停電以外の地域が順に落ちていくらしいです。

東京電力、電力需要1割超過なら大規模停電の可能性も
2011/3/17 18:23 〔日経QUICKニュース〕


 東京電力は17日、電力不足に伴い首都圏などで大規模停電が起きる可能性が警戒されていることに関して、電力需要が全体の供給に対して1割程度超過した場合、大規模停電になる恐れがあるとの見方を示した。電力の不足分が生じると、需要量を減らすために電力を遮断する地域が出る可能性はあるが、周波数の低下を防止する制御装置が作動するため、多くの地域で一斉に停電が発生することはないという。


電子機器でも、電池が残り10%を切ると、動いたり止まったり、「挙動不審」になります。
i-Phoneなどはそれを避けるため、10%切った時点で、強制終了、を基本設定されてます。

まとめると、こんな風になるのではないでしょうか。

第一段階(計画):停電させない予想需要から、たぶん取り決めている余裕率で、計画停電地域(★)を決めて、予想需要を変更(これが表の「予想需要」。前日、当日と2段階で決める)

第二段階(実施):実際の使用量が予想需要を上回りそうになったら、計画停電地域を(時間帯該当グループの中で)アポなし?で追加

第三段階(実施):それでも抑えきれなかったら、時間帯に該当していない覚悟も薄いグループを計画外停電

第四段階(実施):これすら間に合わず能力を超過したら、上記日経記事にある、制御装置の作動で、たぶんきめられた変電所(地域)順に、電力が自動で?遮断されていく。やはり覚悟の薄い、時間帯に該当していない地域が計画外停電

★計画停電の5グループの下に、さらに変電所ごとに10数グループあって、その単位で割りつけられています。


やっぱり、能力内に納めないと、ある地域の人々にとっては、予想外の停電が突如おきるわけで、努力は必要です。

そう思うと、実績、たしかに、ぎりぎりだなー。

「ヤシマ作戦」と一部で呼ばれている、家庭での『節電』って、最後の切り札として、しばらくがんばらないといけないよう

~でも4月末まで計画停電は続く。長いから、無理は禁物~

あと、16日の平均需要、予測需要、実績を縦方向(時間ごと)に見るとわかること。

昼間は手を抜いてもいい、ってわけじゃなさそうです。

すこーし、緩めてもいかな~、くらいか…

さてさて、引き続き、通称「ヤシマ作戦」、がんばります~

仕事が帰っても円滑に進むよう、工夫もしないと~
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『計画停電』電力供給っていつ回復するの? [新聞記事に]

ありがたいことに、3連休。
これまで幸い、計画停電地域からはずれています。

自分を取り戻せる時間があることに感謝~です。

さて、連休も二日目が終わろうとして、残すところあと一日。

明後日からは、また会社が始まる。

というより、企業活動が再開し、より多くの地域での計画停電や、節電範囲がまた鉄道各社に求められる日々が再開します。

   いったい、計画停電っていつまで続くのぉっ!

   電力供給っていつ回復するの?

って、まあ誰でも思うわけで、新聞やネットで調べて整理してみました。

以下、枠内の引用元です。

(A)asahi.com17日および朝日新聞19日
(J)(時事通信) 2011年03月20日 16時03分
(S)産経ニュース 2011.3.18 20:17
(T)東京電力19日プレスリリース
■研航のコメント

A.まず、過去~現在~直近の計画です。

1.大震災前:(A)5200万㌔ワット
2.17日時点:(A)3350万キロワット
  ■新聞の別記事では3400万キロワットとあった。この差分の理由は不明。
  (T)ここに新信濃、佐久間、東清水変換所からの応援受電100万キロワットが入っているかは、不明 3.22日までに:(A)約3400万㌔ワット。
 ≪増分内訳≫
  (A)五井火力発電所2号機(LNG、千葉県市原市):26.5万キロワット
  (A)IPP(電力卸供給事業者)からからの買い受け:20万キロワット


このあたりは、とにかく少しでもかき集めている段階ですね。

B.次に、3月末までと、4月末までの計画。

このくらいには、なんとかして~

4.3月末までに:(A)約3650万㌔ワット
 ≪増分内訳≫
  (A)東扇島(LNG)、鹿島(重油・原油)、袖ケ浦(LNG)、品川(都市ガス)の各火力発電所     の一部発電機を立ち上げ、合計250万キロワットを確保。
5.4月末まで:(A)4千万キロワット程度
  「計画停電をいったん終わらせたい」(藤本孝副社長)
 ≪増分内訳≫
 (J)地震で運転が止まった東電の設備のうち、大井発電所(東京都品川区)は復旧し、東扇島発電所(川崎市)など
 (J)IPPからの調達
 (S)横須賀火力発電所(神奈川県横須賀市)の7、8号機【この時期の理由かは推定】
   「平成19年7月の新潟県中越沖地震による東電柏崎刈羽原発の停止に伴って再開させた。」
   「同原発の主力の6、7号機の再開後、22年4月に長期停止を視野に入れて停止したばかり」
   なので、比較的早い再開が期待できる


3月いっぱいがんばれば、気持楽になるのかなぁ?

で、計画停電は、4月いっぱいか…
それまで毎日『ヤシマ作戦』は、やっぱつらいっす…

温かくなる4月末の例年の電力需要が4000万キロワット程度かそれ以下なのかな?
データが取れると、もっと、4月、それ以降の頑張り具合がわかるんですが。

ちなみに3月の平均電力需要は、18時~19時で4700万キロワットとのこと。

大震災前の供給能力(A)5200万㌔ワット、に対して、東北のみなさん、復興を祈りつつも、電力需要がまだ回復しきっていないかもしれないけど、とにかく供給能力=4000万キロワット程度という、おそらくあまり余裕のないキャパで過ごす工夫せにゃ。

のりきらなアカン!
東北で被災した人のことを思えば…


そして、一段落後、です。

C.最後に、だんだん暑くなって、クーラーつけはじめる5月以降

6.夏に向け:供給不足を少しでも穴埋めすることを目指す
  (J)計画停電を「4月末までにいったん終わらせたい」(東京電力 藤本孝副社長)
≪内訳≫
  (A)総計30万キロワット規模のガスタービン発電機((S)ガスタービンを使った火力発電所)
    ・(A)発電の効率は良くないが、設置に時間がかからないのが特徴。
    ・(A)東電は、1990年代前半、バブル経済で電力需要が大きく伸びた際に設置した実績がある
  (S)3発電所、10基で約280万キロワット分の休眠火力発電所
   (容量には、横須賀をを含むので、増分はもっと少ない)
  (S)東北電力も、休眠中の東新潟火力発電所の一部を再開する方向


D.ただし、一回やめた施設をもう一回使うわけで、解決しなくてはいけない課題もしっかりあります。

★火力発電再開の課題:     「資源エネルギー庁は、休眠火力発電所の立ち上げには最低でも2~3カ月かかるとしている」     「今後の火力発電の大規模な再開には、燃料となる石油や液化天然ガス(LNG)の安定調達や物流網整備が課題~産業界のLNGへの燃料転換で、燃料向けの重油は需要は大きく減少。精製設備や輸送手段が大幅に削減されており、設備の増設は容易ではない」


気持が折れないように、心と体を元気に保とう!

私はとにかく、朝晩の導引術に気合入れます。
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原発事故直後の判断は、「欲」が過ぎたのでしょうか? [新聞記事に]

原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る
読売新聞 3月18日(金)7時8分配信

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。

 この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられる。

 政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ている。

 福島第一原発の事故については、クリントン米国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で「日本の技術水準は高いが、冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した」と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。
最終更新:3月18日(金)8時12分


で、断った判断は政府だけど、廃炉しない「欲」を出して進言したのは、誰なんでしょう?

東京電力幹部でしょうか?
経済産業省でしょうか?
第3者でしょうか?

で、その結果、

<福島原発>東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後
毎日新聞 3月18日(金)2時33分配信

 東京電力福島第1原発の高濃度放射能漏れ・爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。現地での作業継続は困難と判断したとみられ、自衛隊と米軍にその後の対応を委ねる構えだったという。菅直人首相は打診を拒否し、東電側も一部職員を残すことになったが、東電はその時点で高濃度の放射線被ばくが避けられない原子力災害に発展する可能性を認識していたことになる。

 複数の政府関係者によると、東電側が14日夜、「全員退去したい」との意向を枝野幸男官房長官と海江田万里経済産業相にそれぞれ電話で申し入れた。両氏は認めず、首相に報告した。首相は15日午前4時過ぎ、清水正孝・東電社長を官邸に呼び、「撤退はあり得ない。合同で対策本部をつくる」と通告。その後、東京・内幸町の東電本店を訪れ、「東電がつぶれるということではなく、日本がどうなるかという問題だ」と迫ったという。

 政府当局者は14日夜の東電側の打診について「全員を撤退させたいということだった」と明言した。

 一方、東電側も首相への不満がくすぶる。東電によると、同原発では協力会社と合わせ計4000~5000人が働いているが、現在、現地に残っているのは約300人。発電所の制御や復旧などの作業にあたっている。

 東電関係者によると、15日早朝に首相が東電本店を訪れた際、事故対応に追われる社員が会議室に集まったが、首相は「こんなに大勢が同じ場所にいて危機管理ができるのか」と非難した。東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』と言っているようなもの」と漏らした。

 東電幹部の話 (必要最低限の作業員を残し、あとは退去する)部分的な撤退を検討したのは事実だが、全員撤退を検討した事実は絶対にない。


米政府からの申し入れを断る判断したのは、いま、現場で命がけで作業している方々でないのは、確かだと思います。

現場で作業されているみなさま、本当に申し訳ありません。
どうぞ、なにとぞ、よろしくお願いいたします。

私たちも、節電や義捐金などなどささやかですが、できることをいたします。

ワーク・ライフ・シナジーしてますか? [新聞記事に]

モノが売れない時代に、頻繁に訪問して毎回同じ提案をすることは相手の時間を奪うことになるだけで嫌われる。
それより、クライアントが抱えている課題をリサーチして、解決策を提案するほうが喜ばれるのだ。そのために社 外での自己研讃や情報収集を継続している人しか勝てない。また、私生活の中での気付きから企画につなげていくようなワーク・ライフ・シナジーを発揮し、付加価値の高い仕事をすることが重要だ。

ワーク・ライフバランス社長 小室淑恵

2010年(平成22年)3月31日朝日新聞朝刊より


すこし流行が去った感のある、「ワーク・ライフ・バランス」「ワーク・ライフ・シナジー」ですが、この一年間、どれだけワーク・ライフ・シナジーされたのでしょうか。

私はこの記事を読んで、会社の仕組みを会社が変えることはできない、と思いました。
その後、下記の本とあわせた通信教育をみつけて、それから、仕事への取り組みが変わったと思います。


戦略構想力を鍛えるトレーニングブック (かんきビジネス道場)


今の会社の取り組みを、社員ひとりひとりが目的から考え直してみる。

それこそが、前回の記事にも書きましたが「社員がエンジン」になれる方法だ、と、私は思って、実践しています。

出来はともかく、ね。

為政者と会社役員は運転手。力の源は国民・社員というエンジン。 [新聞記事に]

国民が一致団結している方が国は強い、と為政者は考える。彼らの理想は軍隊のような完璧な上意下達の組織だ。基本にあるのは国家のための国民という考え(大型トラックか戦車を運転しているような気分なのだろうが、その力の源はエンジンであって、為政者自身の筋力ではない))。 それが民主主義は多数決という欺隔と重ねて使われる。小学生の頃からこの欺眸を何度聞かされたことか。
2011年(平成23年)2月1日朝日新聞夕刊 池澤夏樹「終わりと始まり」より


本文の目的は、「国家を歌わない自由を与えられるか」なのですが、私の目についたのは、上記の文章でした。

特に最近の不況にまかせて、会社役員・マネージャーの社員への考え方にも同じことが言えないでしょうか。

構造改革のはずが、力の源を軽視した、好悪での人事異動、それを止める理由や機能が見当たらないのです。
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