「気の洗心革命」無為自然だと楽そうだ [疲れ対策(健康法)]
「気の洗心革命」(早島正雄・日本文芸社)を読みました。
〔自分を変える〕
真保裕一氏の「発火点」で、親から受け継いだ自分(の弱さ)
を乗り越えよう、というテーマがありました。
早島氏は、職場をすぐ替えても、自分が変わらなければ、また同じ目
にあうかもしれないし、周囲は努力しても変えられないのだから、自分
を変えていこう、と言っています。
この観点で、早島氏の述べていることを、まとめてみました。
まず、こういっています。
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「職場を次々と替えて行く人がいる。どこへ行っても嫌な人間がいて、
耐えられなくなってすぐに飛び出してしまう。だが、いくら会社を替わっ
ても、嫌な人間はどこにでもいるものだ。」
「こういうときは、外を変えないで自分を変えることを考えることだ。
外に求めても満足はない。」
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〔自分を変えられたら、どうなるか〕
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「自分が変われば周囲が変わる。いい嫁さんも現れるだろう。
(中略)それは自分が高まったからなのだ。」
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そういえば、なんとなくお似合いだね、という二人は、
レベルがあってる、という意味にもとれる気がします。
〔どうしたら、自分が変えられるか〕
それには、「心も体も自然な状態に」すればいい、と述べています。
言い換えると、「自然に生きる」=「気に逆らわないで生きる」
自然に、というか、自然体なら楽な気がする。
ところで、自然、といのはあいまいな感じがする。
逆な見方で「心と体が不自然」とは、というところを引用します。
体が不自然、というのは、病気ももちろんそうですが、
「病気のことだけを言うのではない」そうです。
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「(眼が)見えにくくなる(近眼や老眼)のは立派な体の不調で、
つまり体が不自然な状態にあるわけだ。」
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生活習慣病になったり、もともと親から弱い部分(家系の病気)を受け継いでいたり。
身に覚えがある。
心が不自然、というのは、耳慣れないですが、氏はこういっています。
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「ノイローゼなどの心の病のことを言うのではない。心にこだわり(我執)
があるとき、心は不自然な状態になっているのである。」
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よく、「普通にやれ」とか「自然体でいろ」とか、言われます。
自然なところをわざと不自然にするのは慣れている
(?いいんだか悪いんだか?)と思うんですけど、
「自然になれ」というのは、どうしたらいいものか。
後半で、具体的なやり方が書いてありましたので、次のアップで
まとめてみます。
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