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イラだち、すぐにキレてしまう人が増えているのは [読書(ノウハウ)]

クセとしぐさで相手を見抜く術―人生を好転させる「気」の人間判断 (にちぶん文庫)(早島正雄著)」より、
イラだち、すぐにキレてしまう人が増えているのは世の中が、、、とか思いがちですが、

なんでも自分の思うとおりにならないと気がすまない性格の人間がやたらに増えているからである。
欲しいと思ったものが手に入らなければふくれるし、まったく我慢することを知らない人間が量産されているのである。

 著者は、わがまま性格人が増えていると考えています。

最近は一人っ子が増えている。(中略)
母親は(中略)、家事には、ほとんど時間もエネルギーもとられない。
そこで、あり余るエネルギーを子どもに注いでしまうのだ。
(中略)子どもの望みはなんでもかなえようとしてしまうのだ。

その結果、子どもは我慢をすること、世の中には自分の思い通りにはならない場合もあるということを、まったく教えられないままに成長してしまうのである。

 子どもは、自分を高めよう、なんて思わないから、ぜんぶやってくれたら嬉しい、だけ。

小さいときの願望は親ならたいていかなえてあげられる。(中略)
だが、成長するにつれて、だんだん願望もふくらんでくる。
そうなると、いくら親の絶対的な愛情でもどうにもならないことが増えてくる。
また、(中略)自分の力でなければ達成したり、獲得できないことも増えてくる。

たとえば、よい成績をあげるには、はっきりいって、努力だけでは限界がある。
頭がよくなければならないのだ。
サッカー部のエースになりたいと思っても、抜群の運動神経がなければその夢はかなわない。

会社に入ってからも同じことだ。
営業成績とは、ただがんばれば上がるという単純なものではない。
運も必要なら、コネや引きが必要なこともある。

それなのに、子どものころから、親に頼めばなんでも願いがかなってきてしまった現代っ子たちは、自分の努力不足を棚に上げて、すべてを他人のせいにするクセがついているのである。

営業成績が悪いのは、自分の考え方を受け入れない上司のせいだ、
特定の業者と癒着している得意先のせいだ、
となんでも他人のせいにして、自分は悪いわけではない、と自分自身を安全圏においてしまう。

 私も、この一人です。
 他人のせいにしているつもりがないのに、いつのまにか
  「自分のできることはすべてやっている」
 と点検せずに思い込むことがままあります。
こんな風だから、望みどおりの結果が出ないと、すぐにイライラしてカッカとして相手に当り散らすのだ。
あたる人がいないと、パチンコやパチスロでストレスを発散したりする。
さらにひどい場合には、ガードレールを蹴飛ばしたり、通りがかった人に切りつけたりすることもある。

 なんだかけりたくなること、あります。

 最近のニュースで、「きれいな足を傷つけたい」と、くつ先にくぎを入れて
 通りがかりの女性を蹴飛ばしているやからもおりましたが、、


自分のキャパシティを知っていれば、「自分の能力はこの程度だ」と自覚しているものだ。
そうすれば、それ以上に成績が伸びなくても、これほどすぐにイラだったりしないだろう。

人間には、誰にも”分”というものがある。

その人、その人の得意、不得意もある。

すぐにキレやすい人は、人生のほとんどのことは自分の思うままにならないと思っていたほうがいいかもしれない。

 営業をしている私は、がんばるだけでは売上があがらない、というのはよくわかります。

 日記をつけたり、Blogをかかれている方は、自分を振り返るきっかけがあるわけですから、
  「自分の思うとおりになってない」
  「原因を他人にしている、いない」
  「自分の得意、不得意が見える」
 ことが、点検できるということですね。

 Blogに対戦内容やチームのことなどを書きつづけて盛り上げている、
 大リーガーの大塚投手は、はっきり言っています。
  「自分を振り返るために(も)書いている」

 このBlogは、本当にお勧めです。
 世界を舞台に活躍されている野球選手が、とても謙虚に、身近に思ったことを誠実に、
 週に何回も書いてくれています。
 最近はセーブをあげると必ずかかれています。疲れているのに、すごい!

 私も、Blogをそんな気持ちで書きつづけて、成果がでたらまた書きたいと思います。


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