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『何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ』はい、なんでしょうか [読書(ノウハウ)]

『何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ』(板垣康子著、主婦の友社)
まさに、要領の悪い自分への、ヒントがもりだくさんでした。

何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ―「仕事量が多いから忙しい」はウソでした。

何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ―「仕事量が多いから忙しい」はウソでした。

  • 作者: 板垣 康子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友インフォス情報社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本

あてはまった内容をピックアップしてみます。

第1位:[はっきりした目的を持たない早起きは長続きしない]
 早起きの安心感から、身支度、新聞、朝食と全体がスローテンポ。
 5分でも「新聞を読む」目的があれば、次第に10分、15分と早起きが習慣化
  ⇒やることを前日帰りまでに決めて、早起きにトライしたら、1.5H成功!

第2位:[締め切りまで時間がある仕事こそ、まず着手]
 ぎりぎりに始めると、必要な準備がぼろぼろ出て、それが金曜の夜だったり。
 資料が来た時点でざっと読むことで、あたりだけでもつけておく。
 不思議とすべての仕事が締め切りに間に合うようになる。

第3位:[手をつけたら、他の仕事に目が行かないように]
 あれもこれも同時進行だと、昨日の続きが始まるのがお昼過ぎだったり。
 中断した仕事を元のペースに戻すにはある程度の時間がかかる。
 朝イチで仕事の段取りをして、頭の中が「今日の仕事」に切り替わった
 ところで一気に仕事を始めれば、集中して一つずつこなすので無駄がない。

第4位:[気が乗らないのは、やる気の問題ではなく、体内時計が下降気味]
 複雑なことをこなせる時は、意識していないだけで、自分のピーク時刻。
 それを見つけ出して、一日をめりはりをきかせて予定を立てる。

第5位:[メールなど「読む」「書く」仕事は、(できれば朝の1.5)時間に集約]
 似たようなスキルが必要とされる仕事はできるだけまとめて片付ける。
 集中力が必要とされる企画・提案は、普段のメモ→1日弱で一気に済ます。

第6位:[打てば響くような対応があって初めていい結果が出せる]
 準備万端もいいけど、相手は1日でも早くほしいと思っているときがある。
 あっさりめの早め提案か、ばっちりの時間かけた提案か、見極めるのが仕事

第7位:[雑務も大事な仕事の一つ。すきま時間にやれば、気分転換にも]
 まとまった時間にやろうとすると、単純作業も、結局は時間をとられる。
 事務的に処理することの多い雑務は、本来の仕事とは頭の使い方が
 違うので、気分転換にもなる。つど豆に処理するほうが効率はアップ。

第8位:[時間ではなく仕事の進捗度合いを軸に予定を組む]
 そのほうが気合が入って仕事ははかどる。
 仕事は、予定がくるって時間がかかることもあれば、早くできることもある。
 無理に締め切り時間を決めると、時間にとらわれすぎて、じっくり腰を
 すえて取り組むことができなくなる。

第9位:[ひとつの仕事予定に必ずロスタイムを、余分に20~30分見込む]
 その時間で気持ちを切り替え、次の打ち合わせの戦略を練る。
 こなす仕事の数は多くないが、動きに無駄がないので確実に固める。

そのほか、最後の章は「究極のずぼら家事こそ効率ナンバーワン」
という、なにやら主婦の方には心強いメッセージもあります。

私は、家事は仕事とまったく同じだと思っていて、長く主婦をやれば、
かならずスキルが向上するはずです。
年をとって、男性より女性が一人で生きられるのは、このスキルの差だと
いうのが私の持論です。

力を入れすぎず、自分を責めず、気楽に少しずつ変えていけばいいようです。

文庫版も出たようなので、あわせてご紹介しておきます。

何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ―「仕事量が多いから忙しい」はウソでした。

何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ―「仕事量が多いから忙しい」はウソでした。

  • 作者: 板垣 康子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫


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