気づいてしまった「CDプレーヤー」音の差 [エレクトロニクス(ホームシアター)]
いまさらながら、CDプレーヤー(単品)を買いました。
それも、標準価格ですが8万4千円!もの高価なのを。。
なんだって、このi-podの時代に、昔で言うコンポステレオ、いまのピュアオーディオに大枚を払ったかといえば、、、、
気づいてしまったんです。。。音の快感の差に。。。
昔.CDラジカセで、安売りのCDばかり聞いていた
一.プロのピアニスト.原田英代さん
の演奏会でいい生音を聞いた
二.感動してCDを買って帰った
プレイズ・ショパン&スクリャービン/原田英代
三.DVDプレーヤー&セットアップした20年前のアンプ&スピーカーで聞く
四.音像定位(★1)して、ピアノ線の振動する感じが伝わる。
五.新しいCD装置なら、音がいいんだと思い込む
六.喫茶店クレビス で、うちと同じくらいのスピーカーなのに、かかっていたCDの音がライブのように迫ってくることに驚く
七.宇多田ヒカルをかけてもらい、いまさらこの歌姫+スタッフの実力を思い知る
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1/宇多田ヒカル
八.真空管アンプ+中古でお客から薦められたCDプレーヤーが肝!
九.念願のDVDレコーダー購入。CDもかかるし、これでいい音で聞ける、はず。
十.新しいCD装置なのに、、、、音像が定位しない!高い音がびりびりひずむ!
十一.実家に直前まで使っていた古いDVDを持って帰って、母にCDを聞かせると「あら、(前のプレーヤーより)いい音」とつぶやく
十二.普通のおばあさんが「いい音」と、自分が感じていたのと同じことを言ったのにショックを受け、
「CDプレーヤー」の音質は、必ずしも複合機で価格が高い、というのではなく、専用機が音がいいこともあるのでは、と、気づいてしまったのでした。。。
十三.我慢しきれず、コジマで聞き比べをして、音の差を実感する
十四.上を見ればきりがなく、標準価格8万4千円のを購入
★1どこらへんに低音のピアノ線があるか、とか、歌っている人の立ち位置がわかったりすること、というイメージです。
で、買ってしまったわけです。
なにが違ったか、に、気づいたか、というと、コジマではボロディン四重奏団のCDシューベルト:死と乙女で、標準価格で3つのレベルを聴き比べたのですが、
4万5千円:四重奏の音が切れてない、十羽一からげになってる
■DENON CDプレーヤー(プレミアムシルバー)DCD-755AE-SP |
8万4千円:ほぼすべての音が聞こえる。弦がこすれるギギギギ音も。
■DENON CD・SACDプレーヤー DCD1500AESP |
15万7千円:CDの機械的な感じがなくなり、アナログちっくな静かな音で、よりすべての音が聞こえる。
■DENON CD・SACDプレーヤー DCD-1650AE-SP |
というわけでした。
CDプレーヤー=デジタル=あまり差がない
&
(DVDレコーダーのような複合機でも)価格が高い=音質がいい
、、、と、20年、思い込んでた。。
このレベル以上の機種なら、「ただ好きな曲を流しているだけ・・」ではない、CDでも音楽の「わび・さび」が聞き取れます。
長年音楽にかかわっていて、やっと出会えました。
今日も家で、堪能しておりまして、さらにわかったことですが、(クレビスのお兄さんも言っていたのですが)、最近のCDほど、録音がいいようです。
宇多田ヒカルの少しかすれた声や弦楽器のこすれる音まで聞き取れると、
カ・イ・カ・ン。。。。
(ちょっと古い、私の場合は、長澤まさみではなく薬師丸ひろ子なので、もっと古い)
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