『「碁」でグングン育つ!子どもの脳と心』大人の脳と心も育たないか [囲碁]
囲碁が社会人の自己啓発にならないか、自分を実験台に試行錯誤中なので、5年くらいまえに出版された本ですが、参考になるのではないかと思いまして。
『「碁」でグングン育つ!子どもの脳と心』を読んでみました。。
私は、著者の武川さんの考え方に賛成です。
そして、私自身の経験ですが、大人でも囲碁をやるようになると、冷静に考える場面、全体の状況を見る場面、定石というか仕事のあるべき順番を思い出す場面、そして工夫して次のアクションを決める場面など、整理されてくるようです。
営業という仕事と、囲碁がどう似ているか、関係あるか、など下記のブログで気づいたことを書いていっています。
よければ見てみてください。
囲碁・英語・営業~いご・えいご・えいぎょう~
ポイントはいくつかあるのですが、いちばん感銘したところを3点、まとめてみます。
1.ビジネススクールと同じかそれ以上の訓練ができる
2.囲碁は、「考える力」の基礎から応用までを学ぶことができます。
3.武川さんこども囲碁教室の3つの基本理念「よく考える」「人の気持ちがわかる」「気持ちの強い」
このほか、インターネット囲碁の際に外国人とあたると、英語でチャットをすることで、語学のきっかけができる、という章もあります。対戦相手が外国人なんて、子供にはかっこいいですよね。
武川さんの囲碁教室の基本理念の3つめ「気持ちの強い子」にどう育てていくか、これは本当に大きいテーマですが、入門者~中級者向け月刊誌『囲碁未来』4月号の読者ページに、こんな投稿がありました。
気持ちの強さを養うことは、囲碁が強くなることに結びつくのでしょうが、それにはまず健康状態がよいことではないでしょうか。
私自身も、疲れて帰ってきて、たとえば詰め碁という練習問題を解くと、頭、とくに左側が痛くなってきます。
頭が使われている証拠でもありますが、こんな状態で練習や稽古を重ねてもプラスになるかどうか…
こどもでも、頭ばかりの子にならないよう、まずは健康状態を整えて、そして、囲碁で対人関係や戦略の訓練、というのがよさそうです。
そのときはじめて、気持ちの強い子が育っていくのではないでしょうか。
そう思うと、導引術などで体を整えることで、能力というのは大きく育っていくのだろうと思うのです。
『「碁」でグングン育つ!子どもの脳と心』を読んでみました。。
私は、著者の武川さんの考え方に賛成です。
そして、私自身の経験ですが、大人でも囲碁をやるようになると、冷静に考える場面、全体の状況を見る場面、定石というか仕事のあるべき順番を思い出す場面、そして工夫して次のアクションを決める場面など、整理されてくるようです。
営業という仕事と、囲碁がどう似ているか、関係あるか、など下記のブログで気づいたことを書いていっています。
よければ見てみてください。
囲碁・英語・営業~いご・えいご・えいぎょう~
ポイントはいくつかあるのですが、いちばん感銘したところを3点、まとめてみます。
1.ビジネススクールと同じかそれ以上の訓練ができる
2.囲碁は、「考える力」の基礎から応用までを学ぶことができます。
3.武川さんこども囲碁教室の3つの基本理念「よく考える」「人の気持ちがわかる」「気持ちの強い」
1.MBAビジネススクールと同じかそれ以上の訓練ができる
MBAビジネススクールで行われる訓練の主目的のひとつは、思考訓練です。
囲碁の数手先を読む訓練が、ビジネススクールの思考訓練と同じなのです。
さらに、それ以上かもしれません。
理由:MBAビジネススクールで扱うのは、数年以上まえの事例(ケーススタディ、といいます)ですが
囲碁は現実の勝ち負けがあり、試合中、試合後、どちらも勉強や検討が訓練になるのです。
試合(手合い、といいます)中の勝とうとする思考訓練、
試合(手合い)後のなぜ負けたかの分析訓練
2.囲碁は、「考える力」の基礎から応用までを学ぶことができます。
社会で重要な思考
判断 自分なりの判断を下す
統合 統合・創造する
分析 要因を分析する
応用 法則などを応用する
理解 法則などを理解する
知識 知識を覚える
青矢印:囲碁による訓練
ピンク矢印:日本の教育
赤矢印:上に行くほど高度な思考
左側のピラミッドは、ブルームの思考レベルとよばれるものです。
考える、ということを6つにわけて、上にいくほど、高度、ということになるそうです。
もとは、炭谷俊樹さんの 第3の教育-突き抜けた才能は、ここから生まれる (角川oneテーマ21 (C-4)) にのっているそうで、これに、おそらく著者の武川さんが、囲碁による訓練、という矢印を加えたのでしょう。
3.武川さんこども囲碁教室の3つの基本理念「よく考える」「人の気持ちがわかる」「気持ちの強い」
「よく考える子」
「人の気持ちがわかる子」
「気持ちの強い子」
上記1.2.は、一つ目のよく考える子を目指している部分ですが、あわせて、二つ目と三つ目が重要で。たとえば黒側にたって、白側は次にどう責めてくるか、どこを押さえれば白に邪魔されずに済むか、など、相手の立場にたって考える訓練にはうってつけ、ですね。
さらに、ゲーム機のように、自分が負けそうになったらリセットするわけには、相手に悪い、のでできない、しずらいですから、対面するゲームのよさがここにもあるのです。
このほか、インターネット囲碁の際に外国人とあたると、英語でチャットをすることで、語学のきっかけができる、という章もあります。対戦相手が外国人なんて、子供にはかっこいいですよね。
武川さんの囲碁教室の基本理念の3つめ「気持ちの強い子」にどう育てていくか、これは本当に大きいテーマですが、入門者~中級者向け月刊誌『囲碁未来』4月号の読者ページに、こんな投稿がありました。
(略)体調がよいときはそれなりの点数、体調が悪いときはどうしてこんなミスをと思うようなことが多くなります。
囲碁は体力と囲碁仲間の一人が言いましたが、本当に健康でないと棋力も上がらないということを実感している今日この頃です。(略)
気持ちの強さを養うことは、囲碁が強くなることに結びつくのでしょうが、それにはまず健康状態がよいことではないでしょうか。
私自身も、疲れて帰ってきて、たとえば詰め碁という練習問題を解くと、頭、とくに左側が痛くなってきます。
頭が使われている証拠でもありますが、こんな状態で練習や稽古を重ねてもプラスになるかどうか…
こどもでも、頭ばかりの子にならないよう、まずは健康状態を整えて、そして、囲碁で対人関係や戦略の訓練、というのがよさそうです。
そのときはじめて、気持ちの強い子が育っていくのではないでしょうか。
そう思うと、導引術などで体を整えることで、能力というのは大きく育っていくのだろうと思うのです。
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