捨てる個人タクシーあれば、拾うご近所あり

出てきたんです！いったんあきらめた荷物が！

８月５日の夜、疲れきって近くの駅から自宅まで乗ったタクシーに、
トランクにつんだ荷物をそのまま走り去られてしまいました。

　　　　　　　　　おぉーいぃぃぃ

追いかけても気づいてもらえない。。。
領収書も、もらってない。。。
ナンバーも見えなかった。。。

いくらなんでも気づいて返してくれるだろうと思いつつ、一抹の不安もあったので、
個人タクシーの無線室から無線連絡してもらったり、地区の支部にＦＡＸしてもらって
３日たっても、１週間たっても、警察やタクシー協会からの連絡がないのでした。

２週間たって、現実はあきらめつつ、駅のタクシー乗り場に立っていたりもしました。

ふと、久しぶりに近所の警察に電話してみると、、、おお、届けがある、というではありませんか！

届けてくれた方の意向で、警察では詳しくは聞けませんでしたが、どうやらタクシーのドライバー
ではなく、比較的近所の方が、路上に落ちていたこのキャスターを、御親切にも警察に届けて
くださったそうです。

自分で走り去って、荷物を路上に捨てるかのように置いてしまう個人タクシーに憤りつつも、
むしろ、労を惜しまずわざわざ届けてくださった方に、心から感謝していますし、そんな方が
いることが、驚きです。

今回のことで、いろいろ勉強になりましたが、まずは、
　　「個人タクシーにのったら、領収書をもらおう」
個人事業主の集まりなので、協会からはＦＡＸを各支部に流すことはできても、
ドライバーが自ら届けなければ、けっして見つけ出すことはできません。
普通の企業タクシーより、見つけられる可能性ははるかに小です。

また、世の中にはまだまだ、自分の名前も明かさずに届けて下さろうという方が
いるのですよね。私みたいなものが言うのもなんですが、捨てたもんじゃないですよ。