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『きれいな敬語 羞かしい敬語』洗練された日本の子供たちへの思い [読書(エッセイ・コラム)]

きれいな敬語 羞かしい敬語―美しい言
葉の人になる7章

きれいな敬語 羞かしい敬語―美しい言葉 の人になる7章

  • 作者: 草柳 大蔵
  • 出版社/メーカー: グラフ社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本

少し前に、文化庁が敬語を新しく5つに分類すると発表しました。

 なんで、いま、敬語?

と思ってたんですが、草柳大蔵さんが書かれたこの本を読んで、腑に落ちました。

こんな話が載っています。


東京銀座四丁目の交番、渋谷ハチ公前の交番
でのおまわりさんの感覚では、

「交番で道を聞いても、四人に一人しかお礼を言わない。」

そうで、
「(つまり)言葉を忘れた人間が四人に三人だ。」

著者は現状を説明しています。さらに、


「動物はサインしかわからないけれど、人間はシンボルが使える」
シンボルの主な表徴は言葉である」
「表現力が豊かだとさまざまに自分を説明することができる」
「言葉を失った人は次第に動物に近くなってゆくからサインしか送れなくなる」
人間の特徴であるシンボルとしての「礼」や「敬語」 を忘れた今の大人はもう手遅れだが、子供には罪がない」
「教育を立て直して、彼ら自身が洗練された日本人として次の時代を迎えられるようにしてあげたい。」



YAHOO!の辞書(大辞泉)によると
サインは合図など、シンボルはある意味をもつ記号。

敬語が使えなくなると、合図しかできなくなってしまうのか…。

そういえば、話が飛びますが、『ダヴィンチ・コード』のラングトン教授の専門は「宗教シンボル(象徴)」でした。ダヴィンチからのメッセージを受け取ろうとして、話は展開していくのでした。 はなしを戻しますと、この先、著者は



いくのですが、自分の側にひきよせるポイントとして、
  • 「「心の言葉」があること」
  • 「言葉はおしゃれの一種であること」
  • 「発言の順序、仕事の段取りなどに自律的な(※自分をコントロールでき る)人に敬語や外国語をマスターする可能性が高いこと」

をあげて、具体的な例をあげて説明していきます。 次回の記事で、紹介していきます。


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