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就職活動にはいい面も悪い面もあるのです [新聞記事に]

5月29日付け朝日新聞に、高校2年生の意見が載っていました。

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大学は自由にやりたいことをやる場、というのは、すべての高校生の願いだと思います。

もうひとつ、私が仲間と話していることがあります。

「最近の新入社員は(私たちバブルのころと違い^^;)、しっかりしている」

私は、コミュニケーション能力、もっというと、コミュニケーションするために、まず自分が何を感じ取るか(感受性)を鍛える場が、最初から家庭がコミュニケーション能力を鍛える場になっている人や、生まれもって感覚が優れている人以外は、なかなかないのでは、と思っています。

だから、それを鍛える場として、就職活動を考えれば、正しく言うと、考えられれば、
それは社会で必要な

「感じ取り、話し合う力」

を育む場にもなっている、というのが事実のようです。

人というのは、せっぱつまらないと、自分のノリを超えて、自分を鍛えようとはしないものです。
これまで大学に行くだけでは、コミュニケーション能力が鍛えられにくかった、というのは、こんな背景があるのではと推測しています。

白井総長の言葉が、どこまで考え抜いてのことかはわかりませんが、私が講演などでお聞きした白井総長は、社会人のトップとも通常か、それ以上に話せる、考えの深い方です。

新聞に投稿された八木さんの意見は、もっともです。私もそう思っていました。

意見から少し俯瞰して考えて見ると、社会全体が「夢がない」のかもしれませんね。
仕事も、今日の飯の種に必死で、坂本竜馬のような「あさってを考える力」がわいてきません。

それでも乗り越えることができると、私は信じてます。
強くそう思っている人が一人でも多ければ。

八木さんも、白井総長も、そう、日本がよくなるようにと考えて、発言したのではないでしょうか?
私はそう思います。
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日本の農業って、いろいろ言われすぎてわからない [新聞記事に]

農業のことって、視点が違うと書き方がまったく違うので、これまで記事ごとに振り回されていました。

今回、朝日新聞の09年10月25日オピニョンで、すこしまとまって書いていたので、ピックアップします。


一番驚いたのは、

「農産物の総生産額は、先進国の中で米国について2位だ。」
「ホウレンソウの生産額は世界3位、イチゴとキュウリが6位」
(浅川氏)

そうか、コメの減反の印象が強すぎるのか。

日本がFTAを締結しづらいのは、コメをかかえているからだと聞きます。

「日本は農産物輸入大国のように語られるが、現実には輸入額は米英独のほうが多い。」
「穀物自給率の低さも問題になるが、たとえば小麦の生産コストは英仏独の10倍近いのに、1㌶当たりの収量は半分。品質も劣る。讃岐うどんの原料は、品種改良したオーストラリア産が占め、日本産の出る幕はないのが現実だ。」

ん、じゃあ、なんで最近、石川遼選手とかが自給率うんぬんいっているの?

「農水省が自給率向上を掲げる狙いは、コメや麦への関税による「鎖国農政」の維持にある。」

あ、なるほど。自給大事だから、強い海外製の輸入は、やめましょうね、という…

農家って強くならないの?

浅川さん、佐野さんふたりともあげているのは、

「日本農業に元気がないのは、価格決定権が生産者にないことが理由のひとつ」
「日本は小さな農家が国内で産地間競争をしている。こっちの農協とあっちの農協が競う。」(佐野さん)

「地域の農協ごとに同じ作物で産地間競争していては、流通・小売に価格決定権を支配されるだけだ。」(浅川さん)


あれ~じゃあ、どうしたらいいのかな~

「農業が作物別に横断的な団体を作り、市場戦略を作る。国は技術支援する。」(浅川さん)
「オランダでは、経営力のある複数の法人が栽培情報や技術を共有する「チーム農業」をやっている。」
「日本でもトマトならトマト、レタスならレタスなど、作物ごとに大規模な法人が増える必要がある。」(佐野さん)

さいごに、現場の声を。

長野県で、日本のレタスの約1割を生産している川上村のレタス農家から、林さん。

「いま、川上村の若者たちは、都会の大学に行っても、就職難でもありどんどん戻ってくる。(略)3世代でやっている農家が多い。こういう農家は強い。家族で農業をする意味を再認識すべき時代が来ていると思う。」

「企業は利潤を追求する組織だから、利益が出なければすぐに撤退してしまい、農地は荒廃する。」
「それに対して、家族でやっている農業は、その土地で踏ん張るしかないのだ。」

そうだった。
株主が大切な企業は、すぐの撤退もありだった。ああ、企業には任せにくいのか~

(佐野さん)「農業では「規模の経済」が働きにくい。規模を拡大すると、(略)不作でも燃料などの固定費は変わらない。(略)工業製品のように在庫にできないから、売り切る必要がある。」

不安定ですね~

(林さん)「失業者を雇う農家に助成金を出せば、(派遣切りされた人など)もっと日本人を雇うだろう。」

なにか、こういうバランスの元に、農業を長いスパンで見る施策がうてないものでしょうか。

あと、ここからわたしの意見というか思いです。

コメよりパンのほうがおしゃれで軽いなんて雰囲気、だれがつくったんでしょうね。
新潟市で入ったおにぎりスタンドで食べたおにぎりは、おなかにすーすー入りましたよ。

物流がここまで進んだのだから、おいしいコメを鮮度の高いままにもちこむ流通業があらわれないかなぁ。

アメリカの外圧に負けて、コメを減らして…なんて話は、やぼだから忘れましょう。
コメや野菜の国内生産物を使った料理を、料理家の皆さん、流通の皆さん、ぜひ、メタボ対策にはやらせてください。

野菜ソムリエなんて、資格もあるようです。

私が囲碁を教わっている先生が、その資格をお持ちで、主宰する料理教室の写真なんて、ブログをとおしてもよだれが出そう…

ぜひご参照くださいませ。

http://harp-go-letter-picture.at.webry.info/

おいしい野菜料理が、メタボな日本を救う!



わかりやすい記事だったので、ちょっとまとめでした。

☆浅川芳裕さん(農業専門誌「農業経営者」副編集長
☆佐野泰三さん(カゴメ常務)
☆林利康さん(長野県川上村のレタス農家)

瑞龍の松に”百薬の長”:帝釈天の松はお酒でツヤツヤ長生き [新聞記事に]

産経新聞平成19年2月27日(火)記事より

寅さんでも有名な葛飾区の柴又帝釈天では、先月26日、毎年恒例、
瑞龍の松」の根元に日本酒を流し込む
「松の御神酒あげ」が行われたそうです。

毎年あげているのは、植木職人と僧侶。
木肌のツヤを保つため、肥料とともに一升瓶120本を一斉に流し込むとか。

見ている人からは、「もったいない」の声も…

新聞では最後に
”百薬の長”ともいわれる酒は、人間だけでなく松にも効くようだ。」
と締めています。

効くんですね。松にも。
それも、長生きだけでなく、木肌のツヤに

人間だと根元(足下)にかけたりするわけにもいかないので、風呂に入れる、というのと、同じ原理?な気がします。

どうなんでしょうか。
少なくとも、効果はにている…

「肌にツヤ」&「長生き」(=若返り?)


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シンドラー・管理会社と契約していたのは誰? [新聞記事に]

どうしても書いておきたいことがあるんです。

それは、シンドラーエレベーターのいたましい事故に関連すること。
なくなられた方には、心から哀悼の意を表したいと思います。

こういう痛ましい事件がもう2度とおきて欲しくない、という気持ちから。
はじめて、社会の記事で思ったことを書きます。

どこか、マンション耐震偽装事件と似ていませんか。

 安さには理由がある、ということ。
 安さを含めた構造が、命にかかわらないか、チェックする公的機関が役立ってなかったこと

シンドラー社は、管理会社の責任だという。
3代目の管理会社は、シンドラー社から十分な情報が得られなかった、としていた。

シンドラー社が管理していたころは、何倍もお金をかけて、事故がおきないようにしていた。

シンドラー社エレベーターのできがいいとは、思えないです。
管理会社が必死だった、とも思えません。

しかし、、、

できの悪いエレベーターを購入しても問題ないと見極めたのは、誰?
管理しきれない会社と契約したのは、誰?
前の管理会社が、わりが合わないと管理費用を追加で求めたとき、理由を考えなかったのは、誰?

やることを分担したら、分けたリスクは、分けた人の責任ですよね。
管理会社をメーカーと分けてもいいと判断したのは、誰?

全国で、シンドラー社エレベーターの利用停止や入れ替えなどが進んでいるようです。

 「かけるべきところにお金をかける」

これは、よほどムズカしいことなんでしょうか。

だれでも、100円ショップで買い物するときは、使い道やどのくらい持つかを考えますよね。
税金の無駄遣いが叫ばれていますが、

  「安物買いの銭(ぜに)失い」

こともあわせて考えて、はじめて適切なお金の使い方ができるじゃないですか。

適切かどうか見きわめられない官庁の入札・購買などを、メディアはチェックしてきたでしょうか。

いま、この事件の後、なにも変わっていない気がする。それが恐いのです。


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